風の音(詩)

□詩
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生命




お空にうかぶ星々が

こんなにお菓子に見えるなんて

きらめくあの星々を

こんなに食べたいと思えるなんて

流れてく星がもったいなく思うの

あたしの口に入ればいいなって

大地に身をまかせて

星の光に照らされて

細らせた身体で静かに眠る

小さな生命





【 解説 】
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