なんだかんだいいながら、優しい君。

゚*。゚*。゚*。

「しゅーれー・・・腹減ったー」
「もう、あなたってどうしていつもそう急なの」
「いーじゃん・・・。つか、君の上司のせいでもあるんだぜ?」
「う゛」
べたっと食卓に突っ伏しながら恨みったらしい目で見れば、彼女は簡単に落ちる。
俺はそれをちゃーんと知ってるから、ついついイヂワルをしてしまう。
「ま、アノ人のせいではあるけど、君が気に病むことはないよ。皇毅殿は昔っからそーだから」
後ろから抱きしめて、俺のために作ってくれている菜(りょうり)をひと口つまむ。
「あ、行儀悪い!」
「いーじゃん、もう待てないの!」
「もう出来たから、少し待てばいいの。待たないならあげないわよ?」
「・・・ヤダ」
「じゃあ大人しくしてなさい」
いわれた通り、ちょっと名残惜しいけど秀麗から離れ先ほどの食卓に座りなおす。
なおもいそいそと動く秀麗を見て、くすりと笑いがこぼれる。
それに気づいた秀麗が不思議そうに顔をこちらに向けた。
「?どうかしたの?」
「んー・・・新婚みたいじゃね?って思っただ・けv」
「・・・っ!ばかっ」
顔を真っ赤にする秀麗。
――うん、かわいい。
「でも、いいと思わねえ?俺と秀麗、結構いい感じの夫婦になれると思うし」
「・・・・・・」
「秀麗?」
「か、考えておいても、いいかもね」
そういいながら運ばれた菜を、他愛のない話をしながら2人仲良く完食する。
そんな偶の一日が、たまらなく好きだったり。

【作ってくれる人】

いつか、日常になればいいのにな。

゚*。゚*。゚*。

秀麗夢、男主人公。
秀麗 は 俺 の 嫁。←

**してくれる人15のお題*
配布元:雪桜[
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(PCサイト)

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