BE MY DADDY!!
□Sunday
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窓を開けると
さわやかな風が吹き込んで、
晴れた空が顔をのぞかせる。
あや「ふふっ♪」
今日はミョンスとのデート。
人気者な彼だけに
外に行くのはちょっと不安。
でも当の本人が乗り気なんだから、
今回は楽しませてもらおう。
あや「何着ていこうかなぁ…。」
鏡の前で色んな服を着てみる。
いつもは面倒くさいと思ってしまうことも今日だけは特別で、
この悩んでいる瞬間さえ幸せに感じる。
私ったら案外乙女だな、
なんて苦笑していると
朝だっていうのに電話が騒ぎ出した。
こんな時間に誰?
もしかしてミョンスかな。
あや(だったら携帯でいいのに…。)
不思議に思いながらも電話をとる。
あや「は『あやっ!!』
耳がキーンとするほどの大声。
あや「おっ、お姉ちゃん!?」
『ええ、久しぶりねぇ〜。』
私のお姉ちゃんは
もう結婚もして、子供もいる。
だから最近は全然連絡とってなくて。
…一体何なんだ突然…!?
『実はね、急に仕事が入っちゃって
みかを独りにはできないじゃない?』
あや「う…うん。」
みかちゃんは、
確かまだ5歳の女の子。
まぁそりゃぁお留守番は無理よね。
……でもなんだか嫌な予感が…。
『あや、
快く預かってくれるわよ、ね?』