Dream.S
□曖昧Be Mine
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鈍感、とでも言えばいいのか。
いや、そうじゃないんだよ。
なんかこう……
とにかく、
俺には攻略できない。
そんな女の子。
どんなに好きだって言っても、ね。
麻衣「ソンギュ、宿題。」
SK「…俺は宿題じゃないよ?」
そう皮肉っぽく言えば、
可愛い笑顔で俺を睨みつける。
言ってる意味わかんないって?
でもこれ以上の表現は見つからない、
そのくらい、すごい圧力。
いや、可愛いんだけどさ。
麻衣「いいよもう。
ソンギュは役立たずだから、
ウヒョンくんに見せてもらう。」
SK「いやいや、見せるし。
つーか見てください。」
ウヒョンのとこになんて行ったら、
何されるかわかったもんじゃない。
俺が慌てて宿題のノートを渡すと
どーも♬と、
心底楽しそうに笑った。
俺の好きな女の子は、
俺のアピールに、全く気づかない。
…それとも
スルーされてんのか?
麻衣「…やっぱいいや。
ホヤくんに見せてもらうー。」
SK「えぇえっ!?」
麻衣「だってホヤくんの方が
字、きれいだし。」
がーん…。
遠回しに字汚いって言われた…。
ははは、と笑いながら
「悪いねぇ。」と謝る麻衣。
絶対謝る気ねぇだろ!!
麻衣「私って正直者で^^」
SK「…まぁ、
そんな麻衣が好きなんだけど。」
麻衣「え、まじ?さーんきゅ。」
SK(えっ!?軽っっ!!((汗)
俺の決死の告白
また、君には届いてないみたい。