Dream.S
□仕方ないでしょ?
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私の彼氏は、
あの大人気アイドル、INFINITEの
ビジュアル担当ｷﾑ･ﾐｮﾝｽ。
もともとファンだった私は
もう嬉しくて嬉しくて、
いつだって一緒にいたいくらい。
でもそんなの叶うわけなくて。
だって彼は「アイドル」だから。
今週なんて
まだ一度も会ってない…。
ミョンスの彼女になった時から
覚悟はしていたけど、
実際は寂しい。
麻衣「は…ぁ。」
今日も忙しいのかな。
ちゃんと寝てるのかな。
…ミョンスも
会いたいって思ってくれてるかな。
麻衣「あー!!もうやめっ!!」
頭の中に渦巻く
ネガティブ思考を取り払うように
ぱちんと頬を叩いた。
だめだめ、
私がこんなこと考えちゃ。
ミョンスを、信じるんだから。
麻衣「…とは言っても
いろいろ考えちゃうよぉー!!」
天井に向かって
嘆いた、その時だった。
ピンポーン…