Dream.S
□愛を込めて
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朝起きると、
隣にいたはずの
麻衣がいなくなっていて、
なんだか不安になる。
SK「麻衣…?」
リビングに行くと、
テーブルの上には料理が並んでいて、
エプロン姿の麻衣が微笑んだ。
麻衣「おはよう。」
SK「おはよ、今日は早いな。」
すると麻衣は、
お弁当箱を差し出した。
麻衣「これ、作ってたの。」
SK「え…お弁当?」
少し恥ずかしそうに笑うと、
「うん。」と小さく頷く。
麻衣「少しでもソンギュを
応援したいと思って。」
涙がでそうになるのを隠すように、
ぎゅっと麻衣を抱きしめる。
SK「ありがと…超嬉しい///」
麻衣「ふふ…。
ほら、遅刻しちゃうよ?」
俺はゆっくりと麻衣の身体を離すと、
そっと唇を合わせた。
SK「食べてもいい?」
麻衣「あ、うん。
朝ご飯冷めちゃうから食べよ。」
SK「…そうじゃなくてさ…。」
やっと意味が分かったのか、
顔を真っ赤にして俺の腕を叩いた。
麻衣「ソンギュの馬鹿っ!///」