Cover girl

□法則なんて、通用しない。
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どうもこんにちは、

美しい女性の皆さん。


前回に引き続き、
ナム・ウヒョンがお送りしております。


え?

俺に聞きたいことがあるって?

あははー
大丈夫です、恋人はいませんよ。


…あ、なんだ。
前の学校のこと?


いや、違いますよ!!

あれはsexual harassmentとは違う!

今の子が過敏過ぎるんだよ。


だって、
ちょっとお尻触っただけだよ!!

セクハラでもなんでもないじゃん!


…わざと触ったのかって?

んー…それは…まぁ。

あの子可愛かったからなー…。




確信犯ですけどなにか?






優「先生独り言激しいですね。」

WH「俺の美声を皆が聞きたいって^^」

優「あら、まぁ。
変わり者もいらっしゃるんですね。」


俺と目も合わせずに話す優。

可愛い奴だな。


美人系の顔立ちに、
抜群のスタイル。

そんでもって成績優秀。

…すげぇな。



彼女の横顔を見ながら
教材室へと歩いていると、

HY「優〜!!」

大きな声とともに、
ジャージ姿の先生が走ってきた。


優「ホヤ先生、おはようございます。」

WH「ホヤ先生って…体育の?」

確か、陸上部の顧問だったっけ。


まさにスポーツマン、
という感じの爽やかな笑顔。

うわ、負けた。(何が。)


HY「おはよ…っと、
新しい担任の先生ですよね。」

WH「はい。ナム・ウヒョンといいます。」


よろしくお願いします、と
微笑んだその笑顔の眩しさったら…

半端じゃないよ。

なんだよ〜。
この学校、イケメン率高くない?


HY「ところで優、
あのこと…考えてくれたか?」

優「まだ諦めてないんですか…。
何回も言いますけど、
私にその気はありませんから!」

HY「えぇ!?なんで!?
そんなに俺が嫌か!?」


なになに?この展開。

ナンパしてるようにしか
聞こえないんだけど。


優「なんで私にこだわるんですか?
他にもっといい子がいるでしょ?」


ちょっと眉を下げて、
困ったような顔をする。

うわ。破壊力抜群。


HY「俺は…優がいいんだ。
俺は優が欲しいんだ!」


廊下に響く、
教師とは思えないような台詞。


え。

そんなこと言っちゃっていいの?

朝からハード過ぎねぇ?


欲しいって言ったよね?
欲しいって優を?

欲しい!?

えぇっ!?
エロいことしか想像できないよ!?
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