Cover girl
□法則なんて、通用しない。
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俺が一人で悶々としていると、
優が大きなため息をついた。
優「ごめんなさい。
ホヤ先生の思いには応えられません。」
HY「優…。」
それでは、と短く言うと、
また教材室へと歩き始めた。
WH「ちょ、優っ!」
俺もホヤ先生に軽く頭を下げると、
優の後を追った。
WH「おい、おま「優!!!!!」
俺の言葉を遮って、
馬鹿でかい声が響いた。
HY「俺は諦めないからな!
絶対にお前を、手に入れてみせる!!」
ビシッとポーズを決めると、
もと来た廊下を歩いていった。
優「…ったく。」
WH(まじか!!?ちょ、興奮する!!)
教師と生徒の恋って、
存在するんだな。