original

□Crat
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悟side



あの実戦からおれへの態度が変わった気がする




前までおれのことビクビクしてみてた生徒は、

少しだけ頼もしいものを見る目で見てくるようになった




おれのことを悪魔だと嫌っていたヤツも


最近ではそれも含めて“おれ”と認識してくれるようになった




それもこれも実戦のときにお世話になった先輩方のおかげだと想ってる




ま、大幅は凌先輩だと思うけど。


何にしてもこれで平和な学校生活が送れるってこった







?side




暗い電気の光だけでひそかな話し合いが行われてるここは、


ある会議室・・・




「・・・・・さて、どうしますかね」




社長席に座ってるメガネをかけたスラっとした50代くらいの

男性が切り出す




この会議室にはどの人も50代の男性で埋め尽くされており、

重々しい雰囲気での会話が行われてる





「・・・どうもこうも、、“アレ”を使うしかないでしょう・・・」




「“アレ”を使うにはまだ早くないですか・・?」





「そんな悠長なことを言ってる場合じゃないですよ・・

100年ほど前の大事件が再び起こりうるかも知れないのですよ?


あんな悪夢のような事件、、、起こさせるわけにはいかない・・」




「・・・・それでは多数決で決めましょう。

私の意見に賛成の方は挙手をお願いします。」

















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