真恋愛人

□第86話〜緊張〜
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海)ちょ、ちょっと待って雅司君っ;;;


階段を登り上へ行こうとする雅司のあとあわててついて行く海里を見て母はフフっと嬉しそうに笑った

海)ダメっ部屋汚いからちょっと待ってて;

雅)んなこと気にしねぇよ

海)わっ私は気にするのよ!;

雅)うるせえなぁ;

そう言って雅司は海里の部屋へ入りベットに腰掛けた

もうダメだと諦めた海里は軽くため息をはいた


海)じゃあ私何か飲み物でも持ってくるから待ってて

そう言って下へ降りていった海里を見届け、雅司は部屋を見渡した

雅)ふーん。女の部屋ってこうなってんのか

普段は自分の家にしか女を連れ込まないため女の部屋に入ることは愚か家へ来ることも滅多にない雅司は興味津々だった


ガチャ

海)お茶持ってきたけど飲む?冷蔵庫何もなくて・・・・

雅)ん。サンキュ

海里は床に正座して座りお茶を飲む雅司の顔をじっと見る

・・・・雅司君って綺麗な顔立ちだなぁ、、、こういう姿も絵になるっていうか・・・

ホント顔だけよね、いいのは。
これなら弘也君の方が断然いいと思う

そんなことを思いながら雅司を見る海里
その視線に気づいた雅司は海里に目を向ける

すると海里はビクッと体を震わせバッと顔を横に振り視線を外す




・・・・・かわいい。

よく見ると少し頬が赤く染まっている
それを見て更に可愛いと思う雅司


雅)ハハッwww

海)ど、どうしたの・・・

いきなり腹を抱えて笑う雅司に戸惑いを隠せない海里

雅)いや、なんでもねぇw

海)・・・・?;


なんなのよ、もうっ
私のこと笑ってるのかな・・・?
失礼な人。

海)あの、何かおかしなことでもあったの?;

雅)いや、なんでもねぇってwあははww


・・・・・絶対あるじゃない!
何よ、ほんと最低な人!!



海)あの、雅司君・・・・

雅)ん?

海)もう6時半なんだけど大丈夫なの?

雅)あ?

海)だから、帰らなくても大丈夫なのって聞いてるのっ

雅)ああ、そうだな

忘れてた、とでも言いたげな顔をしてベットから立ち上がる


雅)泊まろっかな


海)・・・・・はい?;


ニヤっと口角を上げ言う雅司
今何ていったのかと少々焦りがちの海里


雅)だから、泊まろっかなって言ったんだよ^^

海)な、ななななな・・・・っ ダメに決まってるでしょ!!!!////

立ち上がり頬を赤らめ怒鳴る海里を見てまさしは吹いた


雅)あはははっ嘘に決まってんだろ?wんな怒んなよ、可愛い顔が台無しだぞ?
雅司は眉を下げて微笑む

そしてそのまま海里の頬に手を触れる

海)っ!! 何するのよっ//は、早く帰ってよ!!;;;

雅)ははっ一々面白い反応する奴だなw


そう言って階段を下り下へ向かう
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