【夢小説】入隊しました...*【リボーン】

□いつまでも、
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……今日の夜は一人なんだ。

いっつも左下で寝る人の事を考えてみる。

そういえば……
まさかだけど、フランがやられたりしてないよね?

あ、死んだとは思わないけど、怪我とか……

うーん、心配。
でも待つしかない、待つしか。



なんだか変だな、私―……









次の日の夕方になってフラン達は帰ってきた。

「ただいまです、レイ」

「おかえりー……」

やばい、昨日ちゃんと寝れなかったんだ……眠い。

「あれ?レイ寝不足ですか?
ミーもなんですー。
昼間は晴天だったのに夜になって豪雨で、堕王子は暇だからってミーにナイフ投げてくるしー」

「そっかー……
……フランー?」

「はーい?」

「昨日ね、私の任務何だったと思う?」

ごくり、とフランが喉を鳴らした。

「何って決まってますよー。
可愛いカエルさんから風船貰って、ミーからのメッセージを受けとるっていう……」

「……あとさ、もう一回、そっちの昨日の天気言ってくれる?」

「え?
だから、夜になって豪雨だったんですー、昼間は晴れてたのに……あ」

しまった、という様に口を押さえる。

「晴れてたの?」

「……レイを守りたかっただけですー」

「雪じゃなかったら私、行けたのに。
昨日フランが心配で眠れなかったんだから」

「おー、嬉しいこと言ってくれますねー」

「……全然嬉しそうな顔じゃないよ?」

「生まれつきですからー」

フランってなんでこうポーカーフェイスなんだろう。

「ねーレイ」

「何?」

「そろそろ良いですか?」

「何が?何を?」

「……夕飯の後ごろにですー。
だって付き合ってて同居ですよー?」

「……え?」

「ですからー


ミーが食べてあげます、アンタの身体」





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