【夢小説】入隊しました...*【リボーン】
□いつまでも、
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現地にて。
「よー、カエル」
「ハーァイセンパイ」
「……お前、なんで此処にいんだよ」
「あ、言っときますけどーレイ来ませんよ」
「ああ?」
「ミーとレイは入れ替わりですー」
「……は?なんでだよ。
オメー今日オフじゃん」
「いえーす。
まー良いじゃないですか」
「良くねぇよ。
あーあ、姫がカエルになっちまったよ」
フランはちょっと後ろに下がった。
「おとぎ話よろしくミーにちゅーでもしますか?
そうだったら全速力で退避しますが」
「……馬に蹴られて死んでろ」
「それはこっちの台詞ですー。
人の恋路を邪魔するものは馬に蹴られて死にますよ」
「何言ってんの?
レイは王子のものだし♪」
「いつまで言ってるんですか。
気づいてるくせに悪足掻きも程ほどにして下さいー」
「悪足掻きじゃねぇよ。
奪ってやるっつってんの」
「堕王子じゃ無理ですよー」
「あっれー」
フランに聞いた任務の場所に着いたのは良いんだけど……
「……この住所だよね。
ここ……遊園地じゃん」
なんで、なんで??
おろおろしていると、向こうからデフォルメされたカエルの着ぐるみがやって来て、私に風船を渡して去っていった。
「なんなのよ……!!」
黄色い風船を持って歩いていると、歩いてる人の肩がぶつかって拍子に風船を離してしまった。
「あーあ……」
――パァン
風船が枝に引っ掛かって割れた。
そのまま中に入ってたらしい紙が私の足下に落ちてきて、拾ってみるとこう書いてあった。
【レイですかー?
今日ミー実は任務中止になってオフだったんです。
ってことで降って沸いたオフを楽しんで下さいねー。
―F】
「な……
も、もー!!」
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