innocence/guilty(未修正版)

□第2章
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レストの村は『村』と言うよりむしろ『街』くらいに発展している様に見えた。
「吹いてくる風の関係だな、二つの村を隔てている山が北風を全てレストに流れ込ませているらしい」
「へ…へぇそうなんだ;」
「…本当に判ってんのか?;」
イヅキの話しじゃ土地の痩せたこの地に対してやっきになって村人は技術を発展させた、その結果どんどん村は発展した。
でも土地が肥えて苦労する必要のないイムの村に逆恨み的なものを抱いてるんだって。
二つのいい所…土地の豊かさと技術をあわせたら街くらい作れるんじゃないかなぁ?と言ったらイヅキに〈そんな単純なものじゃない〉…って言われた…むぅ…
それがぱっと見たボクの感想。
そしてイヅキは道端で農作業をしていた人物に声をかけた。
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