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□一人で寂しくならないように、俺がずっと一緒に居てやる
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叔父さんの温かくて大きい手がすき。
優しい目がすき、不器用な笑顔がすき。照れた顔がすき。
仄かに香ってくる煙草の匂いも、「亜莉子」って私を呼ぶあの声も…。
全部、全部…大すき。
それは、私の「叔父さん」として?
それとも「和田康平」として?
答えが出ることはなく、ぐるぐると頭の中をただ廻っていくだけ…。
なんで、どうして…。
私はあんな夢を見てしまったんだろう?




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