黒子のバスケ
□孤独な天才
1ページ/1ページ
「大輝、いいかげん練習でなよ・・・。」
「馬鹿。 俺がこれ以上うまくなってどうすんだよ。 練習なんて必要ねぇ。」
「で、でもs「うるせえ。」
そう言った大輝の表情は見えないが、声が怒ってる。
私はそれっきり何も言えなくなってしまった。
「お前が俺の何知ってるっつうんだよ。 ・・・誰も俺に勝てる奴なんていないんだよ。」
大輝、それは違うよ。
「俺に勝てるのは、俺だけだ。」
大輝が自分より強い人を探そうとしないだけだ。
逃げてるんだよ・・・。
孤独な天才は今日も一人。
(逃げてるわけじゃねえ。 ただ、現れねえだけだ。)