ダイヤのA

□君に触れたがる手、届かない声
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手を伸ばせばすぐに届く距離なのに、

野球をしてる鳴は、すごく遠くに感じる。

幼い頃は、二人手を繋いで歩いてたのに、

いつからこの手は君に触れられなくなっちゃったんだろう・・・。

“鳴、私たち、また昔みたいに手を繋いで歩けるかな・・・?”

めいっぱい伸ばした手と、

かけた言葉は、

君に触れることは、届くことはない。

“また、鳴の隣を歩けるよね? 私・・・。”

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