あひるの空

□向かい風なんて何ともしない君
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「うわ〜、風、強い!呼人も鬼だね。こんな中で走れ!なんてさ。」

ちょうどいいんだろ。こんくらい風があったほうが走りづらいから。まあ、何ともねえけどな。」

「・・・・・・君、こんな向かい風をなんともないと?」

「ああ。別に。お前と一緒にすんな。」

「すいやせんした・・・」


向かい風なんて何ともない。



その時、二人をもの凄い風が襲った。

「(めっちゃ髪乱れてる。でもカッコいいよ。)」

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