11/08の日記

22:55
天国への手紙
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いや、フィギュアびっくりしたぁ!
ほんと、大丈夫かな……
早く病院いって、よく見てもらって。
直して元気になってくれるのを祈るばかり。



ふぅ。
ここんところ
仕事は忙しかったし、
家では入院するわお悔やみだわで、
休んだ気がしなくて疲れておる。
そんなもんだから手紙書いて納めてあげれなかったから、
ここで伝えたい。



おばさんへ

私のこと覚えてるかな?
認知になって忘れちゃったよね。
最初のころは「あら〜、来てくれたの」
なんて、施設に顔出すと言ってたね。
あのころはまだ、ちゃんと分かってくれてた。
それが、顔見ても「そちらの子は?」
なんて言われたら、自分では分かんなかったけど、ショックだったんだろうな。
それからあんまり、顔出しに行かなくなった。
だいぶ年がたって入院したって聞いたときは
あ、そろそろかなって思った自分がいた。
先生に半年って言われても
全然目を開けなくても
全然反応してくれなくても
1年以上ちゃんと生きてた。
もう昔のおばさんはいなくて、
ベットに横になったおばさんは別人にしか見えなかった。
92年。
想像もつかないけど、長い時間だね。
お花に囲まれたおばさんの写真みて、
私は良かったね。って思った。
辛かったよね。
寂しかったよね。
苦しかったよね。
これからは自分のために生きて下さい。
優しすぎたおばさんだから、
いま感じることは悲しさより温かさ。

あのね、おばあちゃんがね、
あんまり調子良くないの。
これだけ頼みたいんだ。
少しだけでも楽にしてあげて下さい。
今、張り詰めてた糸が緩んでるからすごく心配。
頑張りすぎて我慢するから怒ってあげて下さい。

おばさんが作ってくれたうどん。
美味しかったよ♪
なによりそれが心に残ってる。

大事にするから、
いまはゆっくり休んでね。
お疲れ様でした。

大好きだよ。

またね、ばいばい。

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