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□幻想の国のアリス
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私達は街を目指して歩いていた。



するとちょっとした花園があった。そこに、なにかいるようで、


「チェシャ猫、あれ何?」


「お茶会をしてるんだ。」


「お茶会?」


よく見たら長いテーブルにお菓子やら何やらおいてあった。

そこに人影が見えた。


「チェシャ猫、誰かいる」

「ずっとお茶会をしているんだよ。」

「ずっと?」

チェシャ猫は頷いた。

するとお茶会をしていた1人が、こちらに気づき近づいて来た。


「ばれたよチェシャ猫!」

チェシャ猫は黙っいる。


「アリス?」

近づいてきた人が私のなをよんだ。

よく見たら、長いハット坊をかぶり、目の色が青と緑。
そして、身長はチェシャ猫よりちょっと高く、髪の色は赤くボサボサ頭だった。


「アリス?」

「えっと…」

「アリスおかえり!!」


その帽子の人は、私の手を取りテーブルに座らせた。


「な、なんですか?」

「アリス、君を待っていたんだよ!ずっとお茶会をやりながら!」

「ずっと?」

「そう!あ、あっちにいるのが、三月うさぎ。そして寝てるこいつがヤマネだ。」


三月うさぎとよばれた人?がこちらをみた。
ニヤニヤしている。
年は幼そうだ。髪の色は黒で短髪だった。


「アリス?ふふ、誕生日じゃない日おめでとう!」

「は?」

「は?葉っぱ!」


三月うさぎは笑いながらお茶をくんだ。

ヤマネというネズミは寝言を言っていた。

「アリス…おかえり…」


帽子をかぶった人が話だした。


「そして、俺が帽子屋さ!君の服を仕立てた。」

「あ、これね。とてもかわいいと思「そうだろう!アリスの為に仕立てたんだから!」


話しを最後まで聞いて欲しかった。

「チェシャ猫、」

わたしがチェシャ猫を呼んだ瞬間に二人は一斉にチェシャ猫に注目した。

「チェシャ猫…」

チェシャ猫はフードを外した。
その灰色の目は帽子屋を見ていた。

「チェシャ猫、白うさぎは?」

「…街。」

「アリスをよく見つけてくれたね。」


チェシャ猫は頷いた。
相変わらず無表情だ。


「チェシャ猫もここに座って!」


私の横に座らせた。
チェシャ猫の様子を三月うさぎは伺っていた。

「やっぱりチェシャ猫は有名だね。みんな知ってるのね。」


すると帽子屋が言った。


「アリスを知らない者もいないからね。」

「チェシャ猫と同じこと言ってる。」


帽子屋は私とチェシャ猫に紅茶をくれた。

「さて、アリス!これから街に行くんだろ?」

「え、あ、うん。」

「そこで気を付けて欲しいのはトランプ兵だ。」


三月うさぎが何やら1人ごとを言った。


「トランプトランプ…トランプ?」


よ、よくわからない。


「アリス、気を付けるんだよ。」


帽子屋は私の頭をなでた。
ふと、不思議な感覚に陥った。
よくデジャブとゆうものがあるけど、今のはそれに近い。


「帽子屋と、会ったことある?」



シーンと静まり返るお茶会。


「アリス、思い出したのか?」


「いや、思い出したわけじゃ「アリスが思い出したぞー」

「思い出した思い出したーお茶飲む?」


帽子屋に続いて三月うさぎが言った。
わたしの話しを最後まで聞いてくれないから誤解を招くんだ。


「最後まで人のは「アリスおかえり!」


だからきけ、、
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