ヒカ碁


□くしゃみ1
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★緒方×ヒカル編★
「どうした風邪か?」
そう言うなり、疑問系を投げ掛けておきながら自分で確かめに行く緒方。
 ―コツン。
額を当てると、オデコだけじゃ分からないというように、首筋に顔を埋め体温を計る。
 「熱はないみたいだな」
 「…ないよ!い…いから早くよけろよ…!」
 しかも、ソコで喋るな!
 触れるか触れないかのギリギリの所で話されると…。
 「何だ、感じるのか?」
 「ち、違うよ!」
 必死に否定するヒカルだったが、緒方のフッと零した軽い笑いが、微かな吐息となって首筋に甘い刺激を落とした。
「アッ…」
 ―かぁぁぁ…。
 洩れてしまった声に一気に顔の温度が上昇する。
「感度が良くなったな」
 嬉しいと言わんばかりに、チュッと音を立てて一ヶ所を強く吸うと舌先で同じ個所を嘗め上げる。
「んっ…ヤメ…緒方っ!」
 逃げるヒカルの頭を片手で押さえ、
 空いた手はシャツを捲くり暖かな体温を求め弄り出していった。
                                    終わり☆

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