ヒカ碁


□アキヒカ略ネタ1
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「進藤!」
「ん―?」
「もう少しで僕の誕生日なんだけど、知ってた?!」
―キョトン。

「―プッ、何だよしかめっ面で言うから何かと思った」
「なっ…!僕は真面目に聞いているんだよ」
相手の誕生日などを知っているって事は、それだけその人の事を“知りたい”と思っている証だから…!
 
『進藤はどれくらい僕の事が好き?』

そんな言葉が咽から出かかり、アキラは指で咽に触れ、その思いを留まらせた。
「知ってるよ―」
「本当に?!」
飛びつく勢いで、ヒカルに抱きつこうとするアキラ。
「でも!まだプレゼントは決まってないんだ…」
だからそんなに喜ばれると…。
育ちのよい(大人顔負けな)アキラに何を贈ったら良いのかヒカルは決められないでいたのだった。
「プレゼントなんて…。進藤が僕の事を思い・考えてくれたってことだけで…僕は嬉しいよ」

 ―アキラ感動中!―

「え―それじゃぁ、つまんないだろう?」
折角1年に1度の自分だけの日なんだから、”おねだりしない”なんてもったいないじゃん。

力説して語るヒカルに、アキラは何か思いついたように考え込む。
「その日…」
「ん?」
「その日は、僕の“お願い”を何でも聞いてくれるっていうのはダメかな?」
「え…何でも?」
「うん」
(どうしよう…でも、搭矢の事だから変なことは言わないよな)
誰かさんと違って。←ワカルカナ?
「分かった!いいよ。じゃぁ、その日は搭矢の家に行けばいいな」
「家より…、どこかホテルにでも泊まろう。その方が集中出きるし」
「集中?」
「ずうっと言い出せなかったんだけど、これで地方対局や泊まりの仕事でも楽しくなるぞ」
「楽しく?地方…?ちょっ…搭矢ぁ!お願いって何?」
何か…凄く嫌な予感がするんだけど…。
「それはB.Dまでは言わないよ」
「うっ…でも、気になるじゃん!」
「早く来ないかな。誕生日」
「………」 
(もしかして…俺、とんでもない約束しちゃった…?)

僕のお願い…それは―…。
『進藤の一人Hが見たいな〜』

       お・わ・り



◆さてさて、どんなB・Dになるのやら・笑
 きっと、あんなコトやこんなコトをお願いされちゃうんだろうな〜
 

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