H×H
□僕の可愛い子猫ちゃん
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「ねえ、ヒソカ」
「なんだい、僕の可愛いハニー」
「こんなに広いんだから、わざわざこんなに“くっついて”座ることもないと思うんだけど?」
ワンフロアー30畳以上の部屋の中、その1箇所に、長い足を広げ後ろからゴンを抱き締める。
ヌクヌク・スリスリの方が正しいだろうか…。
「悲しい事を言うね〜、僕の子猫ちゃんは、愛し合う2人なんだから寄り添って当り前じゃないか」
ホッぺやうなじにキスを落として行く。
ラブラブファイヤ〜(←死語・笑)を送るヒソカに、ゴンは…。
「俺、ヒソカ嫌い!あんだけ酷いことをしちゃ駄目だっていったのに…」
メッチャクチャにして!半殺し・・・。
「あ―れ―はぁ、僕の愛しのゴンに、“ちょっかい”かけていたからね…。お仕置きをしてみたのさ」
「だーかーらー!それがヤリスギって言ってるの!」
そう言いながら、背後で悪戯しているヒソカの方を振り向くと、両の手でパンっと両頬を挟み撃ちする。
―が、しかし。
「でも、殺さなかったでしょうv」
ニコーっと満面の笑みを零すと、チュッと口付けてきた。
「………」
ヒソカいわく、生かして上げた自分を逆に褒めて欲しいと言った所だった。
お・わ・り