ブリーチ


□ほのぼのブリーチ
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土手沿いの草むらに座り込む織姫。
その下では、一護と子供達が一緒になって遊んでいた。
どっちが子供か分からないほどに。
そんな一護を幸せ一杯に見つめる織姫に、無駄かなと思いつつ声をかけてみた。
「・・織姫」
「ん・・・・・・・・・?」
無意識に一音だけ口元からこぼれたが、これでは返事になっていない。
思った通りの反応に、一角はため息混じりに問いかけた。
「あいつの何処か好きなわけ?」
「・・・えっ・・・!!??///」
アイツに反応したのか、好きに反応したのか、一護だけを見つめていた織姫の視線が、やっと隣にいる一角に向けられた。
「な・・・ちがっ・・・・あ、違くないけど・・・・でも!それは・・・・!!///」
意味不明な単語が固定否定を繰り返し出てくる。
「好きなんだろう?」
再度問いかけられ、俯いた顔を更に下げうなずいた。
その顔は、耳まで真っ赤になっている。
(はぁ〜、こんな分かりやすいのに隠していると思いこんでいるんだもんな・・・まっ、そこが・・・)
「おい、何いじめてんだよハゲ!」
「・・・・・・・・・(怒)誰がハゲだって?!」
「おまえしかいなだろぅが」
「・・・・・・・・・(怒)×2」
「あ、一護くん!いじめられてないよ」
「本当にか?」
ぐいっと覗きこまれ、一気に体温上昇5秒前―。
ぽっぽっぽっポポポポ。
そんな二人のやりとりに、ボソッと呟く。
「この鈍感男め」
「んぁ?何か言ったか?」「鈍!感!男!って言ったんだよ!」
「…ふ、2人ともケンカはダメだよ〜…」

終了〜☆

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