□※メイド服で奉仕して
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「……っ」

途端、総悟の自身がビクンと脈立ったかと思うと口の中に苦い味が広がった。

びゅくびゅくと溢れ出す白濁とした液体は私の咥内に全て吐き出された。

「それ、全部飲みなせェ」

達したことにより頬が朱に染まった総悟が艶かしい。
ゴクンと喉を鳴らし、素直に飲み込んだ。

決して美味しくはないそれにより私は眉根に皺を寄せた。粘着の強い精液が喉を通り体内に流れて行く。

「…きゅん」

不意に名前を呼ばれ総悟を見上げる。

「欲しいモンがあるんじゃねぇのか?」

自嘲じみた笑みを浮かべ総悟は言う。

「ほ…欲しいもの、ですか?」

「ほら、言ってみろよ」

「…総悟のが欲しい」

「ご主人様のを私のいやらしい穴にぶち込んで下さい、だろィ?」

――そんな恥ずかしいセリフが言えるわけない

しかし、私の秘部からは未だに熱い密が零れ、まるで男根を受け入れたいかのようにヒクヒクと疼いている。

「ご主人様のを…私のいやらしい…穴に…っ、ぶち込んで下さい…っ」

やはり性欲には勝てない。早く楽になりたい、そんな思いから自ら足を左右に開き総悟を誘った。

「よく、出来ました」

総悟は私に覆い被さり、低くかすれた声で囁いた。
先刻達したにも関わらず、またもや大きく腫れた肉棒をきゅんの秘所へ容赦なく突き差した。

「ああ、ぁっ…!」

指とは比べものにならない激しい圧迫感に悲鳴に近い喘ぎ声を洩らした。

「…くっ…締め付けすぎ…でさァ」

「あ、ぁ…ん…ハァっ、ぁ、ゃん」

総悟は進退を徐々に速めていく。
それに合わせ、きゅんは小刻みに腰を震わし、あられもない姿を見せる。
快楽がきゅんの体を満たし、どんどん乱れていった。

「あっ、ひゃぁ、んっ!」

総悟のものがある一点を突いた瞬間、きゅんの声がより甲高いものに変わった。

「…ここ、か」

そう呟きに近い声を洩らした総悟はその部分を集中的に攻めていく。

「ぁっ、ん、…はぁっ…!」

「可愛いでさァ」

「あぁ、ん…気持ち良いですっ、ご主人さまっ…」

「…っ、それは良かったでさァ」

最後のとどめを刺すように、総悟の欲望をきゅんの最奥に突き上げたと同時にきゅんの体は大きく反れた。

私は総悟の背中に手を回し、爪を立てる。
総悟は私の髪をかき上げ、額へ優しいキスを落とした。


愛しげに抱き合った二人は、同時に悦楽の頂点へ導かれていった。
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