2
□※究極のダイエット方法
1ページ/3ページ
「最近太ったかも…」
「甘いモンばっか食うからでさァ」
「だ、だって美味しいんだもん!」
「ダイエットする予定とかはあるんですかィ?」
「うーん…あ、明日から!」
「そんな事言う奴は大抵しやせんよ」
総悟は呆れたように短く笑う。
その態度に苛立ったきゅんはついムキになって言い返す。
「そんなこと言ってたら後で後悔するんだから!」
「…即効性のダイエット方法がありやすが、知りたいですかィ?」
少し考える素振りを見せ、総悟はきゅんに言った。
「…え!? そんなのあるの?」
きゅんはキラキラした瞳を総悟に向けた。
「かなり簡単な方法でさァ」
「知りたい!知りたい!教えて!」
きゅんは身を乗り出してこれから返ってくる答えに期待を募らす。
「じゃあ…教えてあげまさァ」
総悟は怪しげに微笑むときゅんを組み敷いた。
「ちょ、…総悟っ、なにす――」
覆い被さってくる総悟の体を押し返そうとするが、逆にその手をきゅんの頭上へ持って行き、片手で強く縛られてしまった。
「知ってやすか?…きゅん」
「な、なにを?」
「…セックスしたら痩せるってこと」
「…っ、知らな…い」
「セックスは思ってるよりも、かなりの体力を消耗するんでさァ」
「…だ、けど…待っ―――」
急な展開にきゅんの頭と体は着いて行くことが出来ない。
“待って”と言おうとしたが、その言葉はキスにより塞がれてしまった。
「ふぅ…んっ、はぁっ…」
甘く激しい口づけに体の熱が高まっていった。
総悟の湿った舌が侵入してきて、口内を侵される。
角度を変えては舌を絡ませられ、最初は逃げていたきゅんの赤い舌も素直になっていく。
隙間から入ってくる空気さえも奪われ息をすることが出来ない。
頭がクラクラして、酸欠になってしまいそうだ。
その事に気付いてくれたのか、総悟は唇を離した。
「…っはぁ…はぁっ…ん」
二人の間に厭らしい銀の糸が線を描く。
長いキスにより、きゅんの頬は紅潮しており、いつもの子供っぽい姿とは違う色っぽさを醸し出している。
「…っ、苦し…かった」
きゅんは肩で大きく息をし、総悟を潤んだ瞳で睨んだ。
「その表情、そそりまさァ…」
総悟はきゅんの着物をはだけさせ、二つの膨らんだものを晒けさせた。
「…っ、ゃ…」
両手で柔らかな白い胸を優しくなぞっていくときゅんは小さく声を漏らした。
凝ったピンク色の突起を総悟は人差し指と親指で挟み、強く捏ねるようにした。
もう片方の突起は口で含んで舌で転がしたり、舐めたりする。
「…んっ、あ、…っ」
痺れるような感覚がきゅんの体から込み上げて来て、足の爪先に力を入れた。
「下の方はどうなってんのか…気になりやすねィ…」
「…だ、…っ、ダメっ…」
「こんなに濡れてんのに?」
自分からでも分かる程に秘部からは愛液が出て、下着に染みを作っていた。
総悟はきゅんの下着の端から指を滑り込ませるときゅんの秘部に直接触れた。
つぷり、という音を立て熱を持ったそこへ指を挿入した。
「…ぁっ、んっ……やぁ…ん」
「きゅんのここ、俺の指を咥えて離しやせんぜ?」
「…そ、そんな…ぁ…っ」
総悟の指から与えられる甘い刺激に身をよじる度に、きゅんの秘部からは酸味を含んだ汁が滴り落ちる。
指の本数は三本に増やされ、中を掻き回されるときゅんの体は快感を生んでゆく。