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□神鳴<カミナリ>
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降り続ける雨が窓ガラスを叩く。
空を閃光が走り、その光を追いかけるように鳴り響く轟音。

俺はもう駄目なのかもしれない。
一緒にいられないのかもしれない。
俺がお前を守っているつもりだったのに勘違いだったのか。
あぁお前のことを失ってしまうのか。


大事な存在だと気づいたのは、ついさっきなのに。


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