single story

□have little understanding
1ページ/4ページ



久しぶりに任務がなく、教団でゆっくりできる日がきた

「あら、アレンちゃん♪」

「ジェリーさんっ!お昼食べに来ました!」

食堂にいくと、ジェリーさんが迎えてくれた

「久しぶりじゃない休暇なんて!」

「はい!久しぶりにジェリーさんのご飯が食べられますっ」

「あらまぁ♪なんでも作っちゃうわよ!」

注文していると、ジェリーさんがあっと声を出した

「どうかしたんですか?」

「アレンちゃん見て思い出したわ。今日まだ神田ちゃんご飯食べにきてないのよー」

神田という名前に心臓がトクリと跳ねた

ていうかなんで僕を見て神田を思い出すんだよ…

「そうなんですか」

「アレンちゃん、ちょっと探してつれてきてくれない?」

「はい!?」

思わず大きな声を出してしまった

「神田ちゃん、アレンちゃんの言うことはきくからねー♪」

いやいやいや一番聞いてくれないと思うけど…

「つれてこないとアレンちゃんのお昼ご飯なしね♪」

「ええぇ!?なんでですか!?」

「はい行った行ったー♪」

もう話を聞いてくれそうにないジェリーさんに僕は頭がいたくなった

はぁ、とため息をついて僕は神田を探しにいくことにした
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ