single story
□trivial
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「あら神田。」
任務から帰ってきて一番最初に見た奴はあいつじゃなかった
「おかえりなさい。て、アレンくんじゃないからって不機嫌にならないでくれる?」
「…なってねぇよ」
「どうだか」
教団の室長コムイの妹、リナリーだ
こいつにはどうも逆らえない
「…あいつは?」
「あいつ?」
「…モヤシ」
「モヤシなんて人、知らないわ」
「っ〜〜〜」
リナリーは俺を見て楽しそうに笑った
「嘘よ。アレンくんなら、科学班の手伝いをしているわ」
それだけ聞いて俺はあいつがいるであろう場所に向かった