再来今世

□三章 女中の小さな悩み
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――真奈side――
真奈「じゃあ、そろそろ行こうかな」


瑠璃丸「俺も行く!御使い様と走りたい」


真奈「じゃあ、みんなで行こ」


翠炎「いえ、私はここでお帰りをお待ちしております」


真奈「え」


瑠璃丸「うん、いってくるね」


真奈「え...なんで?」


――真奈side終わり――

私は、御使い様たちと別れた後、ひとりで、泉に行った。何故だか分かんないけど、泉に行きたくなった。








............御使い様の現れた、泉に。




泉に着くと、人影があった。


花『だ、誰ですか?』


上杉「...お、何だ花。お前も来てたのか」


花『お、御屋形様っ!し、失礼しました。まさか、御屋形様がいらっしゃるなんて』


上杉「いいのだ。花こそ、どうしたんだ。御使い様と、鍛錬に行ったのではないか?」


花『っ!...そ、それは』


上杉「何かあったのだな。俺でよければ相談にのるぞ」


花『....じゃ、じゃあ。お話いたしまする』






――――――
―――――――
――――――――

それから私は、御屋形様にさっき想った事を、全部話した。
そしたら、御屋形様は、大笑いなされた。


花『御屋形様っ!な、何も大笑いすることないじゃありませんか』


上杉「ははは。すまんすまん。だがな、花そんなことないと思うがな」





どういう意味なの。だって、御使い様が来る前より、御使い様が来てからの方がみんな楽しそうだし...


上杉「まあ、よく考えてみな」


花『は、はい....』
















それから、御屋形様と別れて小島様の、お屋敷についたのは、夕餉の支度をする時間になっていた
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