再来今世
□4章 くっきー
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花『ん、んーー。よく寝たー』
昨日御屋形様やあっくんに相談したら何だか気分が晴れた。よかった。
でも、御使い様には悪い事をしたなぁ。謝らなきゃ
私は、昨日の無礼な行動を謝るために御使い様の部屋を訪ねた
花『おはようございます、御使い様。起きてらっしゃいますか?』
真奈「あ、おはようございます」
花『っ』
真奈「っ!」
私は、御使い様の前で土下座した
真奈「花さんっ!!」
花『御使い様っ!昨日は、とんだ御無礼をいたしまして、
誠に申し訳ありませんでした』
真奈「えっ!ちょ、花さん。そんなそんな頭あげて下さい!
私そんなに謝られるような事していませんよ?」
花『いいえ。御屋形様に預けられた方を山において一人で帰るなんて
私、女中失格です!!!』
真奈「そんなことないですよ。あ、そうだくっきー食べます?さっき、整理してたら見つけたんですよ」
花『く、くっきー?』
えっ、くっきーって何ですか?食べ物ですか?毒とかは言ってませんよね?
くっきーって、くっきーって何ですかーーー!!!
真奈「え、あ、あのー?知りませんかくっきー?」
花『すみません』
真奈「いいんですよ。あ、食べて見て下さい」