REBORN!
□SHIVER
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「……風…」
「貴女が傷付けられて私の所に来るたびに………雲雀恭弥が殺したい程に憎くなります。」
「そんなに…思ってくれてたんだ…ありがとう」
「いえ……もう一度聞きたいのですが、雲雀恭弥とは別れないんですか?」
「…うん。私が殴られなきゃ雲雀さん壊れちゃう。そんな雲雀さん見たくないもん」
やっぱりか…
私はその意志の強い貴女が好きなんです
「では………私を利用してください」
「えっ?」
「優しく抱き締められたい時、慰めてほしい時、辛い時は私を利用してください。運良く私と雲雀恭弥は顔がそっくりですし……彼に優しくされている様に思えるでしょ?」
「そ、そんな…」
「私が望んでるです」
雲雀恭弥の『代わり』で構いません
雲雀恭弥を好きで構いません
どうか……
私を……
「利用してください」
たとえ終わる事のない
悲しみが貴女を奪っても
離れていく心は私には無い