リボーンBL小説
□チョコレート
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僕は今…
愛しい君と…
隣に居る…
綱吉くん………
君が僕の事を好きと言ってくれた時から…
3ヶ月……
あの時は本当に
嬉しかったですよ…
今日は久しぶりのデートですね…
君に会った時
嬉しくて涙が出そうでしたよ…
そんなこと…
君は笑いますかね…?
「全く…君から誘ってくれるなんて…珍しいですね…」
「なっ何だよっ!///
いいじゃん!最近、会ってなかったし…」
「照れてますね…綱吉くん♪」
「うるさい……///」
「クフフ…♪」
君と居る時間は本当に楽しい……
時が絶つのを忘れますよ…
「ところで綱吉くん、今日はどこに行くんですか?僕は何も考えていませんよ?」
「別にいいよ」
「なぜですか?」
「骸と居るならどこでもよかったから…///」
「っ………!///」
「何だよ////」
君は下を向いて歩きながら、不機嫌そうに答える
僕も同感です…
「あ、じゃあここ、入ろうよ」
綱吉くんが指したのは、店内にチョコレートが並んでいる店。
「ここは…」
「骸…チョコ好きじゃん…」
「はい♪好きです♪」
君程ではないですが…
「でも綱吉くん…お金はあるんですか?」
「あ…」
「ないんですね…」
「ちょ、ちょっと待って!!」
綱吉くんはポケットの中を探しだした。
「あ…あった!300円…」
「じゃあ入りましょう♪」
店内に入ったのは良かったが…
千円以上のものばかり…
「俺…店員に聞いてくるよ…」
綱吉くんは残念そうにレジに向かう。
店員と話している綱吉くんを見ていると、綱吉くんの顔がぱっと明るくなる。
「骸!あったよ!これ…」
綱吉くんが持ってきたのはキャラメル程の大きさのチョコレート。
「じゃあ、外に出ましょう♪」
僕達はまた歩きだした。
しばらく歩いて綱吉くんが立ち止まった。
「どうしたんですか?疲れましたか?」
「ごめん…骸…」
「はい?」
「久しぶりに会ったのに…何もできなくて…」
綱吉くんは下を向いて答える。
「そんなことないですよ!今日は楽しかったです!」
「でも…」
ずっと下を向いている綱吉くんに愛情が溢れ、ポケットに入っているチョコレートを取り出し、綱吉くんの口に入れた。
「えっ?!ダメだよ!こんな!」
「ええ、ダメです、だからこうします。」
僕は綱吉くんにキスをして
舌を伸ばしてチョコを舐める。
「んんっ……!…」
綱吉くんは驚いたのか、僕から離れる。
「何すんだよっ!///」
顔を赤くした綱吉くんは僕の幸せそのものだ。
「クフフ…」
「はあ?」
「チョコレート、美味しかったです♪」