セーラームーン

□変わらぬ事実
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「そのホログラムは
気に入っていただけたかな?」

振り返ると白を基調とした
私を攻撃した男性が居た。

「我が星“ネメシス”の
ブラック・ムーンの城へ
ようこそセーラームーン

――いや、未来の
ネオ・クイーンセレニティ

―そう言った方が相応しいかな
よく似合っている。
私はブラック・ムーンの
プリンスデマンド。」

「さあ。
座ってゆっくり話をしよう。」

男性が手を差し出してきたと同時に、
近くの豪華な椅子に座らせられた。
疲れて立ち眩みを
起こしたわけでもなく、
体が勝手に動いたよ!?



それからは
デマンドが自分達の目的を話始めた。

長寿国となった地球ではない
青き地球が欲しい

だから過去に行き
歴史を再生するのだ!

それと、未来の
ネオ・クイーンセレニティに
一目惚れしたから、
どうしても欲しかったと……。



やはり、この方
目的を忘れてやがります?


話を終わらせ私の顎に手をかけ
無理矢理顔を上げ
デマンドに強引にKissをされた。


呼吸もままならぬように
総てを奪うかのようなKiss…





私の全てが欲しいと
全身で訴えているKiss




なんだか切なくなって
涙が出てきた。
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