BAR スコッチウォッチ(小説)

□ラム
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最近は海賊ブームでジョニーデップも劇中にラム酒を飲んでる。


だがもっちょっとラム酒ブームになってもいいと思うが…


アルコール度数が高いからなのか( ̄〜 ̄;)


でもストレートで飲むなら長期熟成したラム酒は格別である!

好きな銘柄はトロアリビエール!!


深いコクがあり濃厚かつスムースに喉を通る! 唐草のような、やや香ばしさを感じる。

寅次郎は営業中にお客も、一度引いてバーカウンターの中で一人で、ラム酒をやる。


葉巻があればなおいいのだが…

チョコもいい!


誰も来ないので、早く閉めて帰ると思うと、扉が開くのである。 一人で来る常連客である。


こんな時に限って、遅くなる。

ほどよく酒も入ってるので、ややめんどくさい寅次郎であるが…やや顔に出して営業する寅次郎。


一人で来た客は、いつも閉店間際にやってくる。

看板を落としても、まだ飲み続けるのだが、まぁ仕方なく寅次郎も付き合うのである。



常連客は決まってラム酒を飲む。

それも毎回、同じ銘柄だ…
ラム酒は飲み出すと少し、癒される気がする。


さっきまでの少しめんどくさい気も忘れ、バーカウンターを挟み、常連客と寅次郎はお互い好きなラム酒を飲むのである。


時間もいくばくか過ぎて、腰の重たい、常連客も帰る素振りをすると、常連客のグラスに勝手に寅次郎はラム酒を注ぎ引き留めるのである。

本当にめんどくさい男である。これは寅次郎の良いとこなのか悪いとこなのかは、お客次第である。


まぁ結局、日も明けて二人で仲良く店を出る事になる、そんな営業日。

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