本棚V

□僕らの詩を
1ページ/14ページ

人間はいつから神になろうと愚かな空想を描くようになったのだろう。
輪廻転生のサイクルすら無視し、不自然な生命、肉体の創造、再生を繰り返し、その都度生まれる末端の悲劇には目にもくれない。




___________________

2×××年
人間の型をした生命体は地球上に3種類存在する時代。
ひとつは人間、あとの二つは人工的な生命体だ。
始めに人間が完成させtたのはヒューマノイド。ヒトの形をしたアンドロイドだ。
見た目が精巧なため人間との区別がつきにくい。
体も男性型と女性型とあり、少し前までは病気もしない、プログラム通り勤勉なため、パートナーアンドロイドとして重宝されていた。
しかし、人間はニュータイプの生命体を作ろうとした。クローンでは、遺伝子もヒト型のため理想に近いが免疫が低く、寿命が短かった。
反対にアンドロイドはその面での問題はないが、感覚がすべてプログラムなため、理想には遠かった。
そして、クローンとアンドロイドの融合を実現したと政府が発表したことで、アンドロイドは排除される存在となり、人間とアンドロイドは対立するようになった。
圧倒的にアンドロイドの方が強いが完璧な存在ではなく故障もする。
修理をする人間が敵になれば、シャットダウンしていくアンドロイドは増えていった。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ