セブンデイズ
□夢見る宇宙船
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ふざけた会話のあとに続く言葉は、もちろん決まってる。
「数学の予習してきたりなんかしますかね?」
「もちろんしているに決まってるじゃないですか。俺を誰だとお思いですか」
勢いよく楽の手を掴み、平身低頭の勢いで頼み込む。
「一生のお願いです楽様!! ノート貸してくれ!!」
ずばっと三角定規もびっくりの直角具合で手を差し出す俺。
「一分500円な」
「たっか!!」
それは高い。高すぎるぞ楽。月の小遣い4000円の俺には、痛い出費だ。
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