うぉーあいにー
□撃退!彼女の心は俺のもの!
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「よーし!じゃあ、“私が***よっ!かかってきなさい変態野朗!大作戦”でいこう!」
『それって劣り作戦だったりしちゃいます?』
「安心しなせェ。劣りは土方でィ」
「あァ!?」
撃退!彼女の心は俺のもの!
近藤さんの作戦を実行する事になり、真撰組の3人と万事屋の3人と私はファミレスにきている。
作戦内容は、私と神楽ちゃん総悟くん新八くんが普通にご飯食べてお喋りするだけ。
そこで、現れた変態野朗を土方さん近藤さん銀さんの3人が背後から捕まえる、というシンプルなもの。
『大丈夫かなあ〜・・・』
ちょっとシンプルすぎないかな?
ちょっと不安もあるものの、大丈夫って心のどこかで思っている私。
「大丈夫でィ。土方コノヤローたちがミスっても俺がついてまさァ」
『総悟くん・・・』
キュッとさっきのように手が握られた。
ドキッ
頬が染まるのが分かる。
は、恥ずかしい・・・。
「ねーちょっとォォオ!?なんかピンクなんだけど!オーラがピンクなんだけどォォォオ!?」
「総悟テメー・・・!」
「サド!!!その手をはなすネ!!*は私のものヨ!」
「っるせぇ奴等でィ」
『は、ははは〜』
軽い雑談(!?)を終え作戦が開始された。
私の左隣には総悟くん、目の前には神楽ちゃん、その隣に新八くん。
「何か頼みます?」」
「私、酢昆布がいいアル!」
『いや、ないと思うよ』
神楽ちゃん可愛いーと言って笑ったら神楽ちゃんも笑ってくれた。
結局適当にジュースを注文してた愛もない話を始めた。
・・・
ジー
!!
いる・・・。
視線を感じる。
「*・・・」
総悟くんも気づいたらしくテーブルの下でキュッと手を握ってくれた。
「おいチャイナ」
「あァ?」
ギュッと強く手を握って総悟くんは席を立った。
瞬間に私の不安は募る。
「ちょっと*の隣にすわってろィ」
「あいよ!」
神楽ちゃんはニコニコ笑って私の隣に来た。
『総悟くん、どこいくの?』
「ちょっくら用をたしてきまさァ」
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