うぉーあいにー
□ストーカーと愉快な仲間達
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「よォ、多串くん」
「土方だ」
ストーカーと愉快な仲間達
『ねぇ新八くん。ストーカーゴリラさん達に会いに行くんじゃなかったの?』
そう。
私達はゴリラさんサドさんマヨさんに会いに来たはず。
でもここ・・・
“真撰組”だよね、警察にストーカーって・・・もしかしてお縄についてる感じの人たちなのかな。
「*いまさら何言ってるネ!すでにマヨはここにいるアル」
ビシッと銀さんと火花をちらしている黒髪の男を指差す神楽ちゃん。
「だぁれがマヨだコラ」
!!
コソコソ
『新八くん!?あの人こわいんだけど!!』
「そりゃあ鬼の副長と呼ばれる人ですからね」
『え?もしかして真撰組の!?』
真撰組は有名なため噂もよく耳にする。
しかも鬼の副長ともなれば・・・
『うわあ!!私、副長さんの事マヨさんマヨさんって!うわああ!』
「…おい。何だこいつは」
パニックになる*をシラーっと見る土方。
「ちょっと多串くーん。俺の*いじめるのやめてくんなーい?」
スッとさりげなく肩に腕をまわしてくる。
『私、銀さんのものになった覚えはありません』
ニコッと微笑み腕の甲をつまんだ。
「なんだ万事屋ーてめぇの片想いかァ?」
ニヤリと意味深な笑みをうかばせる。
「ちょっと照れてるだけですー。なァ*ちゃーん?」
『いえ!』
決して悪気はない。
ただ正直なだけです*ちゃん。
無自覚って1番立ち悪いのかも。
「・・・銀さん泣いてもいいですか?」
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