まーめいど
□猫飯店でゴチャゴチャ
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『あの・・・お風呂ありがとうございました』
猫飯店でゴチャゴチャ
ぬれた髪の上にバスタオルをかけあかねの服を着て出てきた月夜。
か「いいのよ♪」
『あかねちゃん、洋服ありがと』
あかねの隣に行き頭を下げる。
あ「いいのいいの気にしないで!」
それからあかねと月夜は意気投合し他愛の無い話をしていた。
『へ〜あかねちゃん、乱馬の許婚なんだね!!』
あ「親同士が勝手に決めたんだけどね」
な「でも私は乱馬が好きなの!!」
『へ?』
あ「ちょっ!お姉ちゃん!!!私の声色真似して何言ってんのよ!!』
な「本当のことを言ったまでよ!」
あかねの後ろからひょっこりと顔をのぞかせたのは二女なびき。
『お邪魔してます』
な「あかねのお友達?」
あ「そうだけど、遊びに来たってわけじゃないの!」
お友達・・・!キラキラ
あかねに友達といわれて目を輝かせる。
な「??」
『あたしは早乙女親子を中国から追いかけてきたんです』
な「(まーた乱馬くん・・・ね)」
あ「そういえば・・・乱馬と良牙くん何処に行ったんだろ?」
キョロキョロ部屋中を見渡すあかね。
その言葉に月夜は反応した。
『・・・乱馬がいない?』
な「あー2人ならさっき何処か行ってたわよ?」
拳を握り締める月夜。
『ちっ!逃げられた!!』
バッと立ち上がりそのまま外へと飛び出した。
あ「行っちゃった・・・」
な「また戻ってくるんじゃない?」
なびきはベランダに干してある月夜の服を見ていった。
もー乱馬・・・
何やってるんのよ、はぁー・・・
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