七班
□一身に降り注ぐ
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「昨日ね、告白されたってばよ」
誰に。なんてそんなこと聞くのは野暮。成績はアヒルさん、唯一体育と技術だけが最高値というある意味凄い成績でいるナルトを一般には馬鹿と呼ぶのだろう。だが、あくまでもそれは表面上だけで。
「またか」
「うん」
「格好いい先輩だったのにね」
「あ、それは俺も思ったってば!」
ちょっと勿体無いことしたかなぁ?そんなナルトをサスケとサクラは可愛いと思う。
ナルトに告白したという先輩はオトコ。そんな稀なことでもない。老若男女構わずモテる、
というかナルトに惹かれる人物など長年の付き合い故何十人と見てきている。おそらく、美形甚だしいサスケよりも告白された回数は多いだろう。
幼稚園から高校に至るまで、腐れ縁というものを必然に変えてきた三人はいつも一緒でいつも隣り合わせだった。偶然なんかじゃない、必然だ。
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