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□下剋上www
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いつかはやってみたいと思っていた!!

下剋上!!

って…結局閣下の言うとおりになるんだけどなぁ…

「だからヘタレって言われるんじゃねーの?」

保が颯に抱きつきながら急に囁いた。

「っわ!!先輩なんでいるんですか!!」

颯はいつもどおりの状況であるにも関わらず、驚いた声を出した。

「ってか、先輩なんで分かったんですか!!」

「テレパシー的なwww俺と颯はつながってるんだぜ〜っつーか、全部しゃべってたしwww」

「協力してやろうかwwwお前に。」

保は颯に顔を近づけながら囁いた。

「やってくれますか!!」

「そのかわり、楽しませろよ。後々。」

「なんでもします!!だから、お願いします!!」

颯は保に頭を下げた。

「じゃあ、俺の言うとおりに動けよ。」

保は、颯になにやら囁いた。

「じゃあ、やってみます!!」

颯は顔を輝かせて、智哉の元へといった。

「楽しいことになりそうだなwww」

「智哉ー!!」

「何?」

「好きッ!!」

颯は智哉に抱きつきながら言った。

「ちょ、急にどうしたお前」

智哉は驚いた様子で颯を見た。

そこに保が登場した。

「颯!悪いけど、閣下借りてくわーwww」

保は颯から智哉を奪うように連れて行った。

これこそが保の考えた作戦。

名づけて、「人の男を寝取っちゃえ!ヘタレキャラを克服しよう(仮)」である。

智哉とヤろうとしている保から、颯が智哉を奪う予定である。

「ちょ、先輩どこまで行くんですか?」

保は智哉を連れて人目のない所まできた。

「と〜も〜やッ!久しぶりにヤろうぜ」

保は智哉に言った。

「そーゆーことですか。ま、別に良いですけど…」

保がちょうど智哉のネクタイをはずしきって、ボタンに手をかけた頃…

誰かの声が響いた。

「ちょ、先輩何やってるんですか!!」

颯の登場だ。

「何って?見りゃ分かるっしょwww」

「あぁ…そんなに嫌なら、取ってみれば?」

保がそう言った瞬間、颯のパンチが炸裂した。

「ってーな(怒)何すんだよ!!」

保は怒りながら言った。

「ッ………先輩に智哉は渡しません!!」

颯は保に向かってそう言い放つと、智哉を連れて逃げ去った。

保から逃げた颯と智哉は………

「智哉!!たまには俺にも!!」

颯が智哉を押し倒し、ボタンをはずしていた。

「………?」

智哉は状況がつかめていない様子で颯を見上げていた。

すると、誰かの人影が現れた。

「はーい!そこまでー」

保が現れた。

「閣下お疲れさまーwww」

智哉は保の力を借りながら立ち上がった。

「あ、どうも。」

そして、二人は顔を見合わせて笑った。

「「たくさん楽しませてもらったよ。颯クン」」

「と、いうわけで…」

保がいつもの笑みを浮かべながら言った。

「これから、もっと楽しませてくれよ。」

智哉がそれに続いた。

「ど……どういうこと?」

颯は目を丸くして二人を見上げた。

「「さぁwww」」

声を合わせて二人が言った後、二人は颯に歩み寄った。

「「さぁ、楽しい時間の始まりだよ。」」

この後、颯がどうなったかは………

分からない。

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