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□節操ナシの心
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「お前が早いなんて珍しいなぁ。」
保は珍しく早く来ていた将文に声をかけた。
「あ、もう来たんですかぁ〜保先輩。」
「つーか、お前来たんだwww」
「今日たまたまOFFでwww尚雪が来るって言ってたから。」
やっぱりコイツはゆっきーのことしか考えないんだなぁ…
「ゆっきー目的なんだ…(怒)」
「まぁ、そうですね。尚雪がいないと来ないだろうし。」
この言葉は、「俺は尚雪の物だ」と解釈していいよなwww
だったら、自称「人の男を寝取るタイプ」の俺が黙ってはいないだろう。
「じゃあ、お前をゆっきーに会わせられないようにしてやろうかwww」
「なにするんですかぁ、先輩」
「俺が自分のことどんなタイプだと言ってるか…知ってるかお前?」
いたずらな笑みを浮かべながら、将文を押し倒した。
「………分かんないですけど…?」
怖がる将文を追い込むように保はさらに顔を近づけた。
「人の男を寝取るタイプwww」
保は将文の耳元で囁いた。
「…それとこの状況はどう結びつくんだよ!!」
将文は動揺したようで、敬語が抜けてしまった。
「お前は、ゆっきーの物だと
解釈したからなぁ。俺はwww」
いたずらな笑みを浮かべたまま、保は将文に顔を近づけた。
「…ちょっと、やめてください先輩!!」
「何ヶ月も寂しい思いをさせたんだから責任取れよ…」
「え………?」
節操ナシの心