Novel〜水星〜

□亜美、二人でプールでドッキドッキ!謎の人の尾行?
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亜「大気さーん」

大「あ、亜美さん。どうかしましたか??」

亜「実はこの前近所の水泳コンテストで優勝したんです」

大「へぇ、すごいですね。」

亜「それで、賞品が近くのプールアイランドの無料券2枚なんですけど、大気さんがもしよかったら一緒に行きたくて・・・」

大「ほんとですか。じゃぁぜひ行かせて下さい。」

亜「はいっ!じゃぁ次の日曜日とか平気ですか??」

大「えぇ。じゃぁ次の日曜日の10:00に駅前の図書館待合わせでOKですか?」

亜「はい。」



謎の人A『聞いた?今の』
謎の人Bたち『もちろん聞いたわ…』
・★・〜、。☆:・・☆〜
●日曜日●

亜「大気さ〜ん」

大「すいません、遅れて・・」

亜「いえいえ、私も今きたところですから」

大「ふぅ・・」
・・・・・・・・・・・・・
●プールアイランド●


亜『うわ〜広い!すごいですね。大気さん!』

大『え。は、はい』

亜美の背中のざっくりした水着(キャンプの会の)を見て赤くなる大気。

亜『大気さん?』

大『あ、いえ大丈夫です。』

亜『??…あ、あっち面白そうですよ!』

そう言って走りだす亜美
その時、若い男連中が二人の後ろをゾロゾロ通る

若『お、あの子可愛い!』

なにやらヒソヒソ話している。

大『?…(ダンボ耳)』
若『あのショートの子。近くにいる奴彼氏かな』

若『でもそこまで近くにいないじゃん。他人でしょ。』

若『なら声かけてみる?スタイルいいし。てか背中キレー(笑)』

若『変態かっ(笑)でもその気持ちわからんでもない(笑)』

大気亜美の横まで走る。
亜『あ、大気さんごめんなさい!私プールや海となると興奮して先ばしっちゃうんですよね…』

大『いえ、平気です。』
大気亜美の手を繋ぐ。

亜美赤くなる。

亜『大気さん…』

大気亜美に自分の羽織っていたジャンバーを亜美の背中にかぶせる。

亜『大気さん?』

大『(ざまーみろ♪)』
大『(はっ夜天のような口調になってしまった…たいきしょっく…)

亜『??』

謎の人『ずいぶんラブラブしてるわね』

気を取り直して様々なプールに行く二人。

●数時間後●

大『亜美さん、私はさっきからなにやら気配を感じるのですが』

謎の人達『!まっましゃかばれてりゅっ(一人無言)』

亜『私もです』




亜大『いるのはわかって(ますよ・わよ)みんな!』

美『ちぇっばれちゃったわ。』

夜『だから僕はやめようって言ったのに…』

星『いいよ。こんなんで怒るほど、心狭くねぇよなぁ大気』

う『怒ったら怖いよ大気さん!だから私も夜天君と同じようにやめようって言ったのに〜』

ま『何言ってんだい!一番張り切ってたのうさぎちゃんだろ!』

レ『そーよ!にしてもこのカップル見応えないわ〜』

雄『手しか繋いでないですもんねぇ。』

元『いや〜亜美ちゃんも大人になったな〜しかし相手がスリーライツの大気さんとはねー!』

宇『うんうん。てかなんで結局お兄ちゃんきてんの!』

衛『亜美ちゃん…ついに最終的に勉強をきくのは俺じゃなくなったか。』



亜『そんな大人数でついて来て、ばれてないと思ってたのが不思議だわ』

大『……』

亜『大気さん?…』


この後大気が激怒し、プールでのお説教は二時間に及び、次の日の新聞の大きな見出し、
『スリーライツ大気、市民プールでお説教現場目撃!』

になったのはいうまでもない。

ただし普段紳士キャラで、怒っても『夜天いい加減にしなさい』程度の彼のほんとの激怒シーンを書くと可哀想なのでふせておく。


えんど

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