Novel〜水星〜

□動き出す6人の恋!大気×亜美!ネズミーランドは恋の国
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高校三年生のうさぎ達…

5人で集まってテレビを見ている


美『あーうさぎちゃん家に泊まるなんて久しぶりね』


亜『最近お勉強で急がしかったからなかなか遊ぶ事ができなかったものね』


レ『それにしても、スリーライツかっこいいわね〜』


全『あっダーツでなにかあてた(わよ・みたいだ・わ)』カランカラン『夜天くんおめでとうございます!東京都ネズミーランドのペア券大当たり!

つづいてまたまた大気さん・・・あっ星野さんまですごいですね!
三人共誰と行くんですか?


肘でつつきながら司会者が聞く。


『あはははは…』

☆★☆★☆★☆★☆★☆大『どうしましょう。』

星『いいじゃん×2水野と行って来いって!』


チケットを持って悩む大気にそう言う星野。


夜『僕は知らないよ。どうせ行かないし。』


星『またまた〜!どうせ愛野でも誘って行くんだろ!』


夜『ばっ馬鹿言わないでよ!誰が美奈なんかと…ハッ』


星『ヘェー。』


大『美奈…ですか、』


夜『だから違うってば〜まだ付き合ってるわけじゃな』


星『おっともう言わなくていいぜ♪楽しんで来いよ』


夜『ふ…ふんだっ』
そういって去っていく夜天。

●●●●●●●●●●●
大『水野さんちょっと』

亜『はい?』


大『あの今度一緒にネズミーランドへ行きたいんですが…』


亜『え…っあ、もしかしてこの前の番組の?でも6枚ですよね?皆でいくんじゃたりなくないんですか?』


大『ええう あ…
えっと、あの二人で…二人で行きたいんです!』

亜『え…』
―じゃあ10月20日に…―

***********嬉しい…大気さんに誘われてしまうなんて…
洋服ショップdrop*dropのショーウィンドウの前で亜美は立ち止まる。


そこには普段シンプルな服ばかり着ている亜美には縁がないほど可愛らしい服服服。

ちょっと入ってみるか…

『何かお探しですか〜?』

亜『え…あっ』


『まさか初デートとか?でしたらこちらなんていかがでしょう?』

店員が出してくれたのはピンクのワンピースだった。


亜『あじゃあこれで』


『ありがとうございます!』


店からでる亜美。


その頃…


ああああ、服はどうしましょう。

…しかしクローゼットにはスーツ等仕事着しかない。


大『買いに行きますか…』

歩いている大気を皆がじろじろ見る…しかしそれは大気がかっこいいからではなかった。


なぜなら大気は変装のため鼻目がねにロン毛のカツラ、腰には風呂敷までつけてある。


そんなものがあってなんで普段着がないんでしょうね…by作者


『ああ、母の趣味で、キンモク星を旅立つときもたせてくれたんです。』

ああ、そうでしたか。by作者


『あの…』


大気が話しかけるなり小太りの店員さんは身を引いて戦闘体制で

『なにか?』と聞いてきた。


このままではダメだと思い適当に服を買いひとまず試着室で着替えた。


ちなみにばれるので、ダテメAND前髪おろしました。


試着室からでると小太りおばさんが『なにかおさがし?』と声を掛けてきた。


さらに、『デートなら良い服あるのょ―☆』と続けた。


《こんのデブ…》


はっいけないいけない。紳士キャラで売っているんですから。by大気


気を取り直して…


大『あの、案内していただけますか?』


『はいはいこの壁にかけてあるポスタ―でわかるのよ。がんばって』


と言って去った。


そのポスターは彼女の性格でその人の彼氏が着るとお似合いだろうという服がわかるのだ。


大『えっと水野さんは知的だから…私は……お兄系』っと。


足早にお兄系コーナーにむかうと、聞き覚えのある声がした。棚の陰からヒョコッと除くと、前髪を結って眼鏡をかけた夜天と金髪に赤いリボンの愛野さん…。


美『夜天くん見てポスター…私との性格と合うの見てみなよ〜!』


と言ってポスターを指差す。
夜『くっだらない。僕は僕の好きな服を着るから美奈とあうのなんか確かめないに決まってるでしょ。』


“やっぱり美奈っておよびになってるんですね”

美『もう〜意地悪なんだから、ところでトイレいってきていい?』


夜『ここで待ってるから行っておいで』


美『は〜い』


美奈子が去った後必死の形相でポスターにへばり付く夜天であった。


『元気だから僕はえっと…』


などとぶつぶつ言うのが聞こえたのは言うまでもない。

△△△△△△△△△△△ここは東京ネズミーランド…


亜『大気さーん』


大『おぉおおはようううぜざございませすそ』


亜『えっ?はあ、おはようございます…?』


亜『何に乗ります?』


大『私はジェットコースターなんてどうかと。』

亜『じゃあ乗りましょう』


その日は幾つかの乗り物に乗ってあっという間に夜になった。


大『そろそろ帰りましょうか?』


亜『そうですね…』


スタスタと歩き出す大気に亜美は勇気をだして言った。


亜『あの!今日の思いでにぷほぷほプリクラなんつてたてどうでなしやしょう!?』

亜美の指差す先にはネズミーキャラのほどこされたプリクラスタジオ。


大『いいですょ。』


亜『


二人はプリクラをとって最後の一枚の前で大気が口をひらいた。


大『亜美さん僕亜美さんの事…』


亜『えっ?』
3,2,


大『好きなんです!』



1,


カシャッ!


亜美は固まったまま大気は照れたままらくがきコーナーへ向かった。


□□□□□□□□□□□

どうしよう。大気さんが私のこと… そうだわ!そう思うなり亜美はらくがきペンを握った。


大気がでてきたプリクラをみつめてプッとふきだした。


それから大気は亜美の手を握って帰る。


亜美さんはかわいいですね…


二人共照れてる最後の一枚に




“私もです” なんて
えんど

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