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□作戦成功
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それは、いつもと何も変わらない日の筈だった…
「レッドさーん!こんにちは!」
「あぁ、コトネ…。こんにちは」
いつも通りコトネがシロガネ山に行くと、レッドとピカチュウがいた
「ピカちゃんも、こんにちは!」
「ピカ!」
「…機嫌良いように見えるけど、何かあった?」
「ふふっわかります?」
「うん」
「実はー…」
コトネはいつも被っている帽子を脱いだ
「!!」
「ピカ!」
「似合ってます?」
現れたコトネの頭には、ピカチュウの耳がはえていた
「コトネ…それは?」
「タマムシデパートに行ったらピカチュウの耳カチューシャ売ってるの見かけて…可愛いくて思わず買っちゃいました!」
「ピカー!」
「ふふ…ピカちゃんとお揃いだよ」
「ピカピカー!」
「…レッドさん?」
レッドは放心状態にの様だ
「レッドさーん…」
ブンブンと顔の前で手を振っても反応がない
「どうしよう…レッドさんが動かなくなっちゃった…」
「ピカー…」
「コトネ」
「へ?きゃあ!!」
突然コトネの名前を呼んだレッドは、ぎゅうぎゅうとコトネを抱きしめる
「レ…レッドさん?」
「コトネ…」
「レッドさん…く、苦しいです…」
「コトネ…可愛い」
「!」
「すごく、可愛いよ」
「レッドさん…」
いつもはあまりそういう事を言わないレッド
だからこそ、コトネはこれだけ可愛いと言ってくれるのが嬉しかった
「似合ってるよ」
「ホントですか?」
「うん。とっても」
「嬉しいです」
「ねぇ、たまにはその耳つけて会いに来て?」
「はいっ!」
作戦成功
(こんなに喜んでくれるなんて…)
(可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い…)
【END】
二番煎じさーせん(^p^)
ピカ耳付けてるコトネちゃんは最強に可愛いと思う!