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□俺に勝ったら
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ニコニコニコ


「………」


さっきからトウコが凄くご機嫌…というか

ニコニコし過ぎて気持ち悪…


「何か言った?」

「いや、何も」


あー怖っ
にしても…何があったんだ?


「あのさー…何かあった?」

「…わかる?」

「わかるけど」


そりゃそんだけニコニコしてりゃ誰だってわかるだろ


「実はさー…」


・・・・・・


「はぁぁぁぁぁぁ!!?」

「ちょっ…煩いんだけど」

「ごめん」


いやいやまさかそんな筈は…

チェレンがトウコに告ったなんて


「それホントか?夢落ちとかそんなんじゃなくて?」

「どういう意味よ」

「………」


あれから(前回)チェレンとトウコは何とか仲直りして
何回か2人でどっか行ったりしてたのは知ってたけど

まさか…あのチェレンが?


あのチェレンが?(2回目)


あの不器用野郎がトウコに告白なんて…

俺が夢見てるのか?

よし、頬っぺたをつねってみよう


「…イテっ」

「…何してんの?」

「いや、別に」


痛い…から夢じゃないのか


「どうやって告白されたんだ?」

「聞きたいの?」

「まぁ」

「あのねー…昨日2人で遊びに行った帰りに手紙渡されて、家帰ってから読んで欲しいって言われて
家で読んだんだけど…そしたら私に対する気持ちが書いてあってね…
すっっっごく嬉しかった!!」

「へー…」


手紙ねぇ…口下手なチェレンらしい気はするけど


「返事は…?」

「今日直接言いに行くつもり!」

「今日…これから?」

「うん」


今日…これから、ねぇ


「ちょっと出てくる」

「え?」

「あ、トウコの好きなケーキ買ってくるからちょっと家で待ってて」

「ホント!?」

「うん」

「じゃあ待ってる!」

「よし」


家を出てまず向かう先は

もちろんチェレンの所


チェレンとバトル久々だなー



俺に勝ったら

許してやらん事もない!



【END】




トウヤ君はこの後速攻でチェレンの所に行ってポケモンバトルをします
まぁトウヤ君のが強いんですがね(笑)
その後トウコちゃんにバレてトウヤ君はこっぴどく叱られます(^p^)

そしてトウコちゃんとチェレンがラブラブしてても口が出せない状態だと良いね^^

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