Peaceful Life

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「俺たち、そろそろ戻るわ!」



「先生にバレそうだしな」



「別にバレたっていいじゃねェか。俺はここにいたい」



「バカ言ってないで、早く帰るぞ」



「さよなら〜」









ペンギン先輩とシャチ先輩に引きずられながら帰っていったロー先輩


やっと静かになった

















新入生歓迎会も中盤に差し掛かり、体育館の壇上では部活紹介をする先輩たちが次々と登場している

そんなとき、不意に後ろから声をかけられた






「なァ、」



「うわっ!!びっくりした〜。ロロノア君か…」





誰かと思えばロロノア君
ちょっと強面だけどすごくかっこよくて、女子にはかなりの人気があるらしい


教室では私の後ろの席なのでよくお喋りする仲





「ハハ、悪ィ。○○、お前あの先輩たちと友達なのか」



「隈がある人以外はね」



「トラファルガー先輩か?」



「うん。あとの二人の先輩はとっても優しくてかっこよくて好きだけど」



「ヘェ。ところでよ、部活何に入るか決まってるか?」



「……テニス部」



「ふぅん」



「…のマネージャー」



「マネージャーやるのか。アレも結構大変そうだよな」



「ロロノア君は何の部活に入るの?」



「剣道部」



「うっわ〜、かっこいいし似合う」



「そうか?」








そんな話をしているとメアド教えて〜ということになって、お互いの連絡先を交換


もちろん、女子に人気があるロロノア君の連絡先はレアなのでコソコソと







「やったー!高校で初のメアド登録っ」



「そうなのか」



「うんっ。ありがとうロロノア君!」



「あァ。こちらこそな」



「いっっぱいメールとかしようね!たまには電話も…」



「オイオイ。恋人同士じゃあるまいし」



「あ、そっか…」



「いや、でも………たくさんメールしようぜ…」



「うんっ!!」














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「いつの間にか新入生歓迎会も終わってるし」



「先輩だけとことん楽しそうだったな」



「レクリエーションもあるってペンギン先輩が言ってたけど…」



「あァ、部活の勧誘ポスターやらビラやらの製造量決定ビンゴ大会だろ。優勝すれば他の倍はグッズを生産できるって……」


「く、くっだらねー」







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