10/13の日記

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フォローする気はあった
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「…もうその辺にしといてやってくれるかガール。ディ・モールト!って30回くらい出てたぞ」
「あらタクシー!駄目よちゃんと反省してもらわないと」
「口がきける状態じゃあなさそうだけどなぁ」
「だって向こうのお宅にまたご迷惑かけたそうなのよ!!」
「そうそう。俺そのフォローで来たんだわ。向こうの審判の恋人に言い訳するときに事の顛末が分かりやすいようにビデオレターを贈るとかでな。これ以上殴るとモザイク処理が必要になるからその辺で止めといてくれ。代わりにこれやるからさ」
「あらなぁに?このアルパカのぬいぐるみ」
「まぁまぁぎゅってしてみてください」
「?うん。ぎゅー…ってきゃあッ!!」カチぼふ
「というわけでこんな感じでアルパカになります。そして…キャサリーン。入ってきてくれー」
「どれだけ待たせるのよ〜…あら?このアルパカ…まさか…またパブリックフォンのイタズラァ?」
「ちがうちがう。それガールだよ。こないだの再現ビデオ撮るから好きなだけもふって最後にキスしてやってくれ。それで解けるから」
「何よそれ恥ずかしい!そんなもの誰が撮らせ…」
「あーあ。ガール泣きそうだぞぶるぶる震えてるぞキャサリンのせいだキャサリンが泣かしたー」
「ああもうちがうわよ!ビデオが恥ずかしいっていうだけでガールにキスするのが嫌なわけじゃないわ〜!お願いだからそんな目しないでちょうだ〜い!」ぎゅーぎゅーもふもふ
「と…このような感じにもふもふされてほっぺにチューされたわけで全くの事故なのでお宅の審判くんは別に浮気したとかじゃないので安心してください。そんで最後に…おいフォン。今はキャサリンもガールパカに気を取られてるがこのまま怪我した状態じゃあトドメの採血が来るぞ」
「………た、たすけ」
「あ?…なんか言う事あるんじゃないのか?」
「………ごめ…ん…なさい…」
「後で覚悟しとけ(充電代3倍だからな)。………というわけで。俺の(馬鹿な弟分)が迷惑かけてすみませんでしたね。また来年改めてお詫びにうかがいますよ!」
「お前最後()の中ちゃんと言えよ!また新たな誤解が生まれてる気がする!!」
「気にすんなって。さて、俺これ届けてくるわ」


後日

「…ああ…憂鬱だ…アイツあれから来ないし電話にも出ないし…まるになんて説明すれば」ゴトッ
なんか届いたよー?
「なんだ?この茶色い小包…あっ!これ差出人アイツじゃねーか!中身は…ビデオテープ!?古ッ!!デッキ無いぞ!?」
えー?それは困ったねー(棒)ちなみにタイトルはー…『モザイク一切無し☆パブリックフォン大解剖』…えーと…この赤い文字ってもしかして血…
「解剖って文字通りに!?怖くて見たくない!」


「そういやなんだったんだあの変なタイトル」
「あの後ちゃんと変身やら変装が出来るってお前の能力もちゃんと撮っといたからな」
「相変わらずネーミングセンスねーよな…つかなんで赤ペンで書いたんだ?」
「そりゃお前。大事な事は赤で書くだろ」
「なるほどー」
「そういやお前、帰ってきた時あっちに忘れ物しただろ?ナース服干してあったぞ」
「あっ!慌てて逃げてきたから忘れてた…いいや。また来年行った時に返してもらえば。お前に頼むとぼったくられるのはお見通しだからな!」
「…ふーん。大事になんなきゃいいけどな」


ガールパカをもふもふしたキャサリンもキャサリンにほっぺチューしてもらったガールも満足して終わります。一個残して全フラグ回収!ナース服は犠牲になったのだ。

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