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□【頂】池藻様より「パラレルへようこそ!」(ガール+α)
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相互記念!ナンダコレさん宅ガール&池藻宅ガール





「たのもーっ!nomelemonの者ですが!」
 ええーっ!ど、どうしてあなたがこんなところに?!
「あれ、ボーイから何も聞いてないの?」
 何を?
「相互記念として私とあなたのお宅のボーイが1日入れ替えっこしたのよ」
 え、聞いてない…
「そうなの?一体ボーイは昨日何してたのかしら」
 私が見た時は酔ったクロックマスターとさくらんぼキッスを歌ってたけど
「あらやだ素敵!私たちも何かデュエットしましょうよ!」
 カラオケ?いいわね、楽しそう
「三年目の浮気とか!」
 ごめんなさい今日喉の調子悪いんだあ☆
「なーんだ、残念」
 まあ、ゆっくりしていってね!…と言いたいところですが、ここで残念なお知らせがあります
「えーなになに?」
 お客様のあなたには申し訳ないんだけど…こっちの世界の私たちは宿泊費返済のためにホテルの雑用係を毎日やってるのね。だから今日分の仕事はボーイの代理のあなたがしなきゃならないのよ
「え!そんな!」
 ボーイから聞いてない?
「えぇ。何も」
 …もしかしてあの子、サボりたいがために1日入れ替えしようだなんて言ったのかしら?
「ハメられちゃったのね、私…」
 とりあえず13時になったら廊下の掃除なんだけど…大丈夫?
「オーケー、まっかせといて!」



―――――――



13時過ぎ 廊下にて


「しーろーいーなーみとー ワイキキビーチー アロッハ!」
「俺の知ってるセニョリータと違う」
「あらこんにちは!」
「よっ。今日は随分テンションが高いじゃないか。どうしたんだい?」
 今日はうちのボーイと入れ替えっこしてるのよ
「ひぃぃぃぃぃぃ!!!セ、セニョリータが2人?!」
「さあどっちが本家でしょーかっ!」
「右」
「即答だと?!」
「テンションでわかる。俺がどれだけセニョリータを見てきたことか…!」
 なんだかストーカーみたいに聞こえるわ
「次は法廷で会いましょうね!」
「ちょ、おま!」
「なになに?審判して欲しいの…ってクェアアアアァァァアアァア!!!ガールが2人いる!」
 何その叫び声怖っ!
「さあどっちが本家でしょーかっ!」
「右」
「またもや即答?!」
「だって左のガールは、ガールの変装したボーイって感じだもん」
「失礼ね!胸は私のほうが大きいわよ!ほら!」
 性格の面で言ってるんだと思うんだけど
「あら、そうなの?」
「うん。ナンダコレさん宅のガールも池藻宅のボーイも、ボケとツッコミで分けるとボケだからね」
「あーなんとなくわかる…ぜ…」
「そういえばガンマンはさっきから目が痒そうだねぇ」
「何でなんだろうな。なんだか目が痒くなければならない使命感があるんだよな…」
 何それ
「はいはーい!」
 どうしたの?
「じゃじゃ〜ん!私目薬持ってまーす!」
「お、貸してくれるのか?」
「どうぞどうぞ〜」
「サンキュー!やっぱり他の世界のセニョリータっていっても俺が見込むだけはあるぜ!」
「んふふふふー。でしょでしょー」
 (なんだか嫌な予感が…)






「うわああああああいってぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
 やっぱり!
「ガンマーン!……あーあ、どっか行っちゃった」
「うふふふ!大☆成☆功!」
 一体何が起きたの…?
「目薬ちょっと貸して。…ぺろっ、これはレモン汁!」
 何故レモン汁なの?!それと審判小僧は何故迷いもなく目薬舐めたの?!
「飲めレモン!というわけで“nomelemon”をよろしくね!」
 番宣?!
「いいじゃないの!掃除だってやったんだから!」
 そのためにわざわざこんなものを…
「他にもねーいろいろと用意してたのよ!イチオシはこのレモンバッチ!どうよ?普通に可愛いでしょう」
 だからといって私の背中に何十個も付けないでくれる?
「僕にも1コ頂戴!」
「どうぞどうぞ〜」
「ジムバッチ、ゲットだぜ!」
 pkmn!?
「え、ピ○ミン?」
 確かにそうも読めるけど!
「あ!そうだ!ウチのボーイに何かお土産を持って帰らなくっちゃ!何かいいものない?」
 うーん、でも、ウチにあるものってあなたの所にもあるでしょうしねぇ
「ないものだってあるわよ」
 え、何?
「…あなたの下着とか」
 絶ッッッッッ対にだめです!






そんなこんなで愉快な1日はあっという間に過ぎていき、nomelemonさん宅のガールは帰って行きました。



(おまけ)

―ナンダコレさん宅―

「お帰り。どうだった?」
「なかなか楽しかったわ!そうだ!ボーイにお土産持って帰ってきたわよ!」
「わあ、ありがとう」
「はいっどーぞ!」
「…………」
「…………」
「…何この袋?」
「向こうの世界の空気!」
「へ、へぇ…」
「さあ、開けてみ開けてみ!」
「…………(袋オープン)」
「…………(待機中)」
「…………」
「どう?Doooooooou?!」
「……うん。これどこでとった空気?」
「えっとねぇ、バーからダストシュートに落ちる間」
「何故そこチョイスしたのもっと他の場所あるよね嫌がらせとしか思えないんだけど。……なんかこの空気被ったら目がショボショボしてきた…」
「あっ!私目薬持ってるわよ」







―――――――――
池藻様との相互企画に「ボーイ君とガールを一日交換しませんか!」という案が持ち上がり…自重せずにトライさせていただきました!

まさかの番宣までしていただいてしまいました!ありがとうございます!しかし本当に違和感が迷子!ネタ満載でとってもツボを刺激されます。しかしこの歌、全部歌えるナンダコレはどうしたらいいでしょうか…(笑えば…いいと思うよ…)
ガールがやりたい放題して申し訳…いいぞもっとや(ry

池藻様宅のボーイ君をネタに走りながら全力でもてなすカオスなふたりのボーイ編はGIFTにあります。

素敵な企画小説ありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします!


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