GIFT

□【捧】パラレルパラダイス(ボーイ+α)
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相互記念パラレル!
池藻様宅ボーイ・ミーツ・ボーイ@ナンダコレ宅!!



ある日の昼下がり…彼は突然やってきた!

「どーもー!寝ていたいからやってきましたー…ボーイです!!」
ええッ!?…なんで僕と同じ顔の人が!?しかもちょっとドヤ顔!?
「へぇ…アナタもボーイっていうんだ…」
ちょっ…何するんですか!?てゆーかまだ名乗ってませんよ!?
「ん〜…ナナごっこ?」
………それ同じ姿の人にされても、ドッペルゲンガーに遭遇してしまった気分になるだけなんですが。
「細かいことは気にしない!が、今回の企画の合言葉です」
企画?また何かやらされるんですか?
「説明しよう!今回は『池藻さん宅のボーイとナンダコレ宅のガールを入れ替えちゃおうぜ祭』です!!そんなわけで今日は一日ゲストとして、寝ていたいから出張してまいりましたボーイです!」
あぁ、それで今日は朝からガールがいないんだ…。
「今ごろは向こうでおおいに羽ばたいてるだろうね!」
………無性に心配になってくるから、向こうの事を考えるのはよそう………。
「ところで今日はどんな名所を見せてくれるんですか?」
全部スルーした上で企画を進めた!?
「主人公補正でいつでもどこでも司会レベルは100タモリです」
…なんで単位がタモさんなの…?
「ノリだよね!」
…なんで僕とじゃなく、ガールと交換になったか…わかったような気がする…。
まぁいいや…とりあえず、ロビーにでもいこうか…僕とだけしゃべってても面白くないだろうし…。

…誰か、巻き添えにしよう…。



−ロビーにて…−

「ボーイがぁ〜、平行世界の住人達に〜、出会った〜!!」
…うるるん迷界紀行?
「うわ、どうしたのさボーイ!気づいてないかもしれないけど…君、増えてるよ!?」
「…お前…『ぷらなりあ』だったのか…」
「うーん…重ねてボケるのと天然ツッコミかぁ!いい漫才揃ってるね!!」
…築地魚河岸…?それにしても冷静だねカクタスガンマン?
「ふふん…ちょっと考えたらわかる事さアミーゴ!アミーゴのセカンドが現れ…セニョリータが消えた…。…これはセニョリータのいつものジョークさ!!パブリックフォンの特殊メイクで、セニョリータが変装してるに違いない!!」
「「「…な…なんだってーーーッ!!」」」
…なんで君も驚いてるの?
「だって『名探偵が驚きの推理を発表する前に、一度間違った推理を第三者が自慢げに披露』なんてそうそう味わえないベタ展開だもん!」
「喋っても喋っても恥ずかしいアレだね!」
「…カクタスガンマン…哀れ…」
全員信じてないのにわざと驚くのはさらに可哀相だよ!何その連携プレー?
「言ってればいいさ!とにかく、偽アミーゴの正体はセニョリータだ!」
…ねぇ、なんで今黒子にパネルなんて持たせたの君達?…背景に『ナゾ解明!』とか…見れば見るほどいたたまれなく…!!
「おーい…お前ら何やって…!?ボーイが…二人!?」
「あ、パブリックフォンだ」
奇跡のようなタイミングだよ!なんで普段呼んでも出てこないのに、よりによって今なんだよ!!こんなの、ぜったいおかしいよ!
「奇跡も魔法も、あるんだよ」
いや、わけがわからないよ!?そうだ…ガンマンは…
「泡吹いて倒れました!」
「恥じる暇もないね!」
ガンマーーーンッ!!
 「…もう…何もかも恐い…ガクッ」
ガンマン…君のメンタルゲージは、豆腐か何かで出来てるのかい?ガンマン…ガンマーーーーーーン!!

「…泡…蟹…今日は蟹にしよう…」
「わぁ!いいねいいね!!ボクも食べてっていいー?」
「…構わない…が…お前は結局、何をしに来たんだ…?」
「そうそう!今日は皆にプレゼントを持って来たんだった!」
「忘れて締めに入っちゃうのは司会として減点だよー?でも今日はお客様だから、おまけしてマイナス3タモさんだね!」
「よかったぁ!あと8タモさんで、ぎりぎりポイント券と交換できるね!!」
…その単位って全司会共通なの!?ポイント券と交換って…ダメだ…ツッコミきれない!!頭が痛くなってきた…。
「…そうそう。そんな時に、この枕が役に立つんだよ!」
あれ…なんだか…すごく眠い…。ダメだ…瞼が…眠…い…。
「そう…これぞ『寝ていたい特製安眠枕』です!!この機会に是非『寝ていたい』をよろしくお願いします!!『寝ていたい特製安眠枕』…これさえあれば、辛い頭痛にサヨナラ勝ち!!」
「やったね!今夜は枕投げだ!!」



…しゅ…
しゅ…

「…修学旅行かーーーッ!!…ってアレ?吹きだし戻ってる………夢オチ?」
「ただいまーボーイ!!」

「ガール?ただいまって…今までどこに…?」
「それより…ボーイったら、私をのけ者にして蟹道楽したでしょ!そのあと食堂で皆で枕投げしてお昼寝大会なんて…ひどいわ!私もやりたかったのに!!」
「…え?何、それ…全然知らない…」

「あらそう?あ、この枕…向こうからの手土産?貰ってきてばっかりになっちゃったわね〜…私もね!お土産貰ってきたのよ!!」

ズイッと差し出される紙袋に、僕は首を傾げた。

…お土産って…どこから?






−グレゴリーハウスin寝ていたい宅−

「ただいま〜ガール!!」
「あら、お帰りなさい…企画どうだった?」
「バッチリこなしてきたよ!お土産も喜んでくれたし番宣もしてきたし…最後は襲い掛かる蟹の爪を枕でフルスイング!9回裏スリーボールツータモさん…羽毛がマウンドを白く染めたよ…」
「………えぇと、ボーイ?アナタ、何をしてきたの?」
「そうだ!ガールにお土産があるんだ!!オチを忘れるとスーパータモさんがボッシュートに!!」
「…え!?何…って、ボーイ…アナタまさか向こうでバーに行った?」
「そうそう!で!向こうのグレゴリーさんに貰ってきたんだ!!一緒に食べよう…遺伝子組み換えピーナッツ!!」






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即レスの勢いで…むしろ勢いだけで書き上げました…ネタパロふんだんに盛り込み過ぎていつも以上にカオスな空間に…!!

ツッコミとボケのバランスが真逆という面白い偶然により、生まれいでた相互記念企画です。池藻様宅のボーイくんと拙宅のガールに一日チェンジしていただきました!感謝!

会話文章の書きやすさよ…そして、某怪盗三世まがいの詐欺電話のために、あらぬ疑いをかけられた名探偵ボーイくん!がめっちゃ楽しかったです。すいません…池藻様のあのシリーズ大好きなんです!!

何からなにまで(ボケとツッコミ的な意味で)あべこべな二つの世界で…ただ兄ちゃんだけがブレない不憫さでした…´∀`やっぱり、これでこそガンマンだよ!

自重せずにどんどんネタパロ詰め込みました。とても面白かったです!池藻様、ボーイ君。御共謀と共演、そして相互リンク本当にありがとうございました!!`∀´
こんな奴ですが…これからもよろしくお願い申し上げます!



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